～教育事業に貢献した明石民蔵～

1892年(明治25)

　柳原尋常小学校は1873年（明治6）、八条上西光寺に仮校舎を設けて発足したが、1876年（明治9）に同じく八条上に校舎を新築した。

　写真は、この時代に建てられた校舎を撮ったもの。向かって右端が明石民蔵。

　1892年（明治25）に撮影されたものとしているが、1911年（明治44）である可能性もある。

9.軒丸瓦（崇仁小学校蔵）

1892年（明治25）

　1876年（明治9）に建てられた柳原小学校の軒瓦。小口に「柳」と彫られている。

　明治30年代に入ると校舎が老朽化したため、新築の計画が立てられるが、校舎の位置をめぐって町内がまとまらず、新築工事が始まったのは1909年（明治42）であった。